我が家は対面キッチンです。
そして猫を5匹飼っています。
料理中に猫がキッチンに侵入してくるようになったため対策を実施しました。
対面キッチンにした理由
設計時、アイランドキッチンにしようと考えていましたが、スウェーデンハウスの営業の方に止められました。
「リビングからキッチンが丸見えになりますよ」
その一言で思いとどまり、キッチンの目隠しになるように一段高くすることにしました。
素敵な小物を置いてみたり、猫の水飲み場を置いてみたり、とても素敵なキッチンになりました。
キッチン手前に置いている調味料類や雑貨類はリビングから見えません。
見た目も便利さも両立できました。
猫の変化
最初は人間の食べ物なんか見向きもしなかった猫たち。
別にこちらから進んで与えたわけではないのですが、いつの間にか5匹中4匹が人間の食べ物を狙うようになってきました。
猫が食べてはいけない物だろうが何でも関係なく狙ってきます。
猫も守りたいし私たちのおかずも守りたい。
いろいろな侵入経路
料理中、猫が来たら追い払う、を繰り返します。
しかし料理しながら追い払うのは困難を極めます。
4匹が攻撃してくるわけですから、1人vs4匹はあまりに不利です。
手に包丁を持っていたり、生肉を触った状態で手が使えなかったり……。
我が家のキッチンは左から
[ガスコンロ][作業スペース][シンク]となっています。
下の写真に写っているのはちょうど作業台スペース付近。
例えばシンクの手前に乗って歩いてきた場合、右肘で猫を落とすことが出来ます(笑)
キッチン床から直接ジャンプしようとしてくる場合は足で阻止することができます。
しかしながら、正面から来た場合の対応はかなり困難です。
手を伸ばしたところで猫を捕まえられるまで手が届かないので、シッシッと追い払うことしかできないのです。
そしてそれはあまり効果がありません(笑)
料理する人と、猫を管理する人の二人体制がないとかなり厳しいのです。
壁を作ることにした
「もう壁を作るしかない」そう決心しました。
しかし、ダサくなることは避けたい。
DIYで作れるほど器用ではないので既製品で探すことにしました。
いろいろ調べた結果、ベルメゾンのキャビネットを購入しました。
作ってみよう
まずはすべてのものを取っ払いました。
うーん、すっきり。
そして組み立てたキャビネットをひとつ設置してみました。
その日人類は思い出した
ヤツらに支配されていた恐怖を…
鳥籠の中に囚われていた屈辱を……
降りてもらって作業を続行しました。
そして完成!
とっても良い感じになりました!
正面からの侵入は完全に防げるようになりました。
進撃の猫が登ったところはいろいろ物を置いたりして登れないようにしました。
リビングからの見た目もおしゃれです。
我が家が購入したキャビネット。
このキャビネットは形状とサイズで計8種類あります。
それぞれに「ロー」「ハイ」タイプがあり設置する高さに応じて選べます。
下に紹介するのは「ハイ」タイプです。
- 一番ベーシックな「棚」
- マグネットがつく「スチール」
- ガラス窓がついた「ガラスキャビネット」
- すのこ状のパーツがついた「目隠しパネル」
購入するときどのタイプにするか悩みました。
壁としての役割を重視するなら「目隠しパネル」一択なのですが、そうするとリビングの様子が見えなくなります。
印象も重たくなってしまいます。
悩んだ結果「棚」と「目隠しパネル」を一つずつ購入しました。
「目隠しパネル」のすのこパーツは4つにわかれています。
すのこパーツを二つのキャビネットに配置すればいいのでは、という仮説の元です。
パーツが共用できるなんてことは書いていないのですが、まぁいけるだろうというチャレンジ精神です。
※結果、OKでしたが今後の仕様変更でダメになる可能性もあるのでやる方は自己責任で(笑)
すのこパーツを3:1でわけて、壁機能を保ちつつあまり重たくならないように工夫しました。
キャビネットのレビュー
同じような製品は他にもありますが、一番我が家の雰囲気にあっていると思ったのがこれでした。
値段を見て少々悩みましたが、結果として大正解でした。
・作りが丁寧
木材は角が面取りされていてきれいにしあがっています。
・プラスチックや金属丸出し感がほぼない
ぱっと見ほぼ木材、ネジも正面から見たら見えません。
一部、上部の突っ張り部分だけはプラと金属が見えますがほとんど見えないので気になりません。
・作るのがそんなに難しくない
多少悩んだり、やり直したりはありましたが、そんなに難しくありませんでした。
・突っ張りタイプなので設置が楽
天井部分の強度さえ確保できれば簡単に設置ができます。
また奥行きもそんなに必要としないので場所を選びません。
穴開け不要なので賃貸でもOKですね。
・むしろオシャレに
対策をすることで部屋の雰囲気が損なわれたらちょっとため息が出てしまいますが、むしろオシャレになり楽しい気持ちになりました。
最後に
対面キッチンの猫侵入にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
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