嗚呼、素晴らしき我が家。
愛する家族、そしてかわいい愛猫たち。
そんな我が家に降りかかるアクシデント。
猫が家のいろんな場所におしっこをする問題
プロローグ
我が家には猫が5匹います。すべて保護猫です。
譲渡してくれた方がしっかりトイレトレーニングをしてくれていたので、
最初の頃は全く問題ありませんでした。
基本的には飼っている猫の数以上のトイレを用意する必要がありますが、必要ありませんでした。
むしろ同じトイレに集中しすぎて困るくらいでした。
トイレ問題発生
リビングのソファに見慣れぬシミが。
臭ってみると、それは紛れもない猫のおしっこ。
絶望……。
ソファのおしっこ臭を取る方法
結論から言うとソファの布地にしみこんだ臭いは完全には取れません。
ソファをまるごと外に出して、お湯を通したこともありました。
※決してそんなことをしていい素材ではない
市販のペットトイレ臭を取る消臭剤もさほど効かず。
やはり一番聴いたのはオキシクリーン。
オキシクリーンをお湯で溶いてペースト状にし、塗りたくりました。
これで表面上の臭いは多少取れました。
ダメだった対策1
おしっこをされたくないがために、人が座っていないときのソファに段ボールを置くことにしました。
効果はてきめん!ソファにおしっこをされることはなくなりました。
代わりに、違う場所におしっこするようになりました。
プリンターの上、食器棚の上、ピアノの上から壁に向かってやっていたり、
PCモニターが1つダメになったり、マンドリンがダメになったり、おしっこ臭で捨てるようになったものの数は数えきれません。
「されないように」から「されても楽なように」
まず行ったことは、ソファに「おねしょシーツ」をかぶせました。
その上からソファカバーをかけることにしたのです。
これで、ソファにおしっこをされてもシーツとカバーを洗えばいいだけです。
そして前述の段ボール対策をやめました。
するとどうでしょう。壁などにおしっこすることは減り、ソファにするようになりました。
汚れても洗濯できるのでかなり気が楽になりました。
それ以外の粗相スポットには、徹底的に犬用のトイレシートで養生しました。
猫用のトイレシート(デオトイレ)は数日使い回す前提なので割高です。
犬用は基本的に1回用なので、薄手ですが1枚あたりの単価が安いので、たくさん使えます。
またソファだけではなく、子供用のベッドにもおねしょシーツを導入。
(子どもはおねしょしないのに……)
しかし、毎日のようにシーツとカバーを洗濯する日々が続き、うんざりしてきました。
ダメだった対策2
犯人がわかっているとき、何なら現行犯で見つけることもあったので、そのときはおしっこをした場所に連れて行き、叱りました。
しかしこれは意味がありませんでした。むしろ逆効果だったのではと思います。
効果的だったこと:叱らないこと
猫が粗相する原因はいくつもあると言われています。
そのうちのひとつにあるのは「ストレス」
叱られることでストレスを受け、また粗相をする悪循環。
こちらも感情があるので、粗相をした猫に対しての扱いは自然と冷たくなってしまいます。
感情を抑え、粗相をする猫を今まで以上に構ってあげることにしました。
もちろん粗相をしても叱りません。
逆に、ちゃんとトイレでおしっこをしたときは褒めてあげました。
すると、心なしか粗相をすることが減ったのです。
効果的だったこと:トイレの数・種類を増やした。
冒頭で述べたとおり、最初は猫の数より少ないトイレしかありませんでしたが、
今は猫以上の6個あります。
最初はデオトイレのみでしたが、固まる砂のトイレも導入。
デオトイレ2個、固まる砂のトイレ4個です。
場所も2階にしか置いていませんでしたが、1階にも置くようにしました。
そうすると傾向が見えてきました。
汚れているトイレにしたくないのはもちろんですが、その中でも仲が悪い猫の臭いがするトイレは極端に嫌います。
効果的だったこと:トイレのタイミング、場所を管理してあげる。
多頭飼いの場合、どのトイレに誰がしたかを管理するのは困難です。
そこを辛抱深く観察することで、粗相する猫は1日2回朝と晩におしっこをすることがわかりました。
特にご飯を食べた後がトイレに行くタイミングのようです。
タイミングを見計らって、トイレに入れてあげるのです。
そしておしっこをすれば褒めてあげます。もちろん気分が乗らないときはしないので、様子を観察し続ける必要があります。
大変ではありますが、1日2回のタイミングさえしっかり押さえていれば、その時間以外は安泰です。
多分無駄だったこと:臭いが取れるまですっかり掃除
もの凄く気合いを入れて掃除しようが、多少臭いが残っていようが、するときはする。
臭いがしないところに粗相しないのであれば、これだけ多くの場所がトイレになるはずがないですしね。
布製品のおしっこ臭を取るには
猫とおだやかに付き合っていくには人間側が慣れることも必要です。
おしっこ臭の処理も慣れてきました。
- まずは風呂場にて、シャワーで温水をかけます。
- その後、オキシクリーンに数時間浸けます。
- オキシクリーンを洗い流します。
だいたいこの3ステップをすれば臭いが取れます。
直に肌に触れるような物は、そのあと洗濯します。
おねしょシーツの扱いは要注意です。
水を通さない性質のため、洗濯機で脱水をかけてはいけません。
場合によっては爆発するらしいです(どういう原理??)
まとめ
まだ完全に解決はしておらず、たまに粗相をする日々は続いています。
それでも人間側が対応になれてきたので、多少心穏やかに過ごせるようになってきました。
猫にも個性があるので、あくまでこれは我が家の事例です。
それでも、猫の粗相に悩まされている他の人の参考になればと思い共有させていただきました。
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