スウェーデンハウスは高気密住宅ゆえ、24時間換気システムが必須です。
(最近は他の住宅もそうだと思いますが)
換気システムのメンテナンスは定期的に行う必要があります。
メンテナンスの種類
・吸気口のホコリ掃除
・虫取りのフィルターの虫掃除……
・空気清浄フィルターの交換
これらの作業を定期的に行う必要があります。
空気清浄フィルターは何年かに1度、交換が必要です。
また、熱交換システムも交換が必要です。
7年経過した我が家の熱交換システムがどうなったかお見せしたいと思います。
ちなみに我が家はPanasonicの換気システムです。
7年後の熱交換素子
ビッシリと、ホコリがくっついています。
水分を吸って固まってしまっており、もう簡単にとることはできません。
この写真の面は排気側(家の外に空気を追い出すところ)です。
これではあまり排気ができず、結果新鮮な空気もろくに入ってこないことでしょう。
一方、こちらは吸気側(家に空気を入れるところ)です。
この手前に空気清浄フィルターがあるからホコリ類はあまりつきませんが、黒カビみたいなのが見えますね。
ここを通った空気が家の中に入ってくると思うと、あまり気持ちはよくないですよね。
そして、こちらの写真は熱交換フィルターを外したところです。
汚っ!
この写真の下の穴から、上に向けて新鮮な空気が取り込まれます。
虫取りフィルター→空気清浄フィルター→熱交換システム→室内となります。
一方、手前側から上側に向かって室内から排気する空気が流れます。
粗めのホコリフィルター→熱交換システム→外となります。
空気を交差させることで熱交換しているわけです。
もちろん空気が混じらないようになっています。
しかし、ここは黒カビだらけですね。
特にここは脱衣所についているので、湿度が高いということもあると思います。
いくら外側に通じるとはいえ、気持ち悪いのでこのあとできる限り掃除しました。
交換したところで、正直なんの体感もないのですが、新鮮な空気が入ってくるような気持ちになったのでヨシとします。
熱交換素子・フィルターの型番まとめ
施工時期によって使われている換気システムが違います。
おおよその施工時期を元に載せていますので、ご自宅の取扱説明書をご確認の上ご覧ください。
1997年10月~2000年6月 FY-75VB1A
熱交換素子:FFV0270068
給気清浄フィルター:FV-FB2415/FFV2510173A
2000年7月~2003年6月 FY-75VB2A
熱交換素子:FFV0270076
吸気清浄フィルター:FY-FD2418A
2003年7月~2011年6月 FY-11VB52A/FY-11VB5A
熱交換素子:FFV0270089
吸気清浄フィルター:FY-FB2319A
2012年7月~2014年9月 FY-12VB1A/FY-80VB1A
熱交換素子:FFV0270102
吸気清浄フィルター:FY-FDD2217AC
2014年10月~2018年5月 FY-12VB1ACL/FY-80VB1ACL
熱交換素子:FFV0270107
吸気清浄フィルター:FY-FDD2317AC
2018年6月~ FY-12VBD2ACL/FY-12VBD2SCL
熱交換素子:FFV0270107
吸気清浄フィルター:FY-FDD2320C
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